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「金価格・相場の予想」の記事一覧(2 / 14ページ)

最新の金価格・相場の予想や見通し情報。ゴールドマン・サックスなど投資銀行や豊島逸夫氏など専門家の意見をご紹介します。
2018年から2020年の長期的な金価格予想は、株式市場の下落と米長期金利の3%超えが鍵。米国の利上げにより金利を得られる資産にシフトして金価格は下落方向へと推移。一方、シリアを巡る混乱・米国とロシアの対立などで世界情勢が不安定化し地政学リスクが大きく上昇。そして、2020年頃に危うくなる米国の債務増大による米ドルの大幅下落への警戒予想が根底にあるような気がいたします。FRBの金融政策にかかわらず、金価格は高値安定のまま。

商品市場の中でもGoldは特殊。単なる一コモディティではなく、通貨の側面を持っていることを意識して、今後の金価格予想・見通しを立てましょう。

明日及び週間の金相場予想はこちらで書いています。私自身および専門家の予想を紹介いたします。

リーマン・ショッククラスの世界同時株安と金価格の上昇2018年12月のFOMC【パウエル議長の発言】

2018年12月18-19日に開催された米国のFOMCは、大方の予想どおりに利上げを決定。2018年は、4回目の利上げとなります。政策金利は、2.25-2.50%。しかし、この結果とパウエルFRB議長の発言で株価は、下落。

2018年12月のFOMCで株価は、リーマン・ショッククラスの下げ

FRBは、もっと市場に配慮してくれると甘く見ていた投資家は、大慌てで株売りを実施。その影響で、金価格は上昇している流れ。

◆米国NYダウの週足チャート 2018年12月25日 GMOクリック証券

米ダウの日足

10月頭をピークに、もみ合いから下落に転じていたNYダウ。FRBのパウエル議長は、株価下落を止めるパウエル・プットを発動せず。

2018年12月のFOMC結果

  • 2019年の利上げ回数は、9月FOMCの3回から2回に減少。
  • 政策金利は、2.25~2.50%:0.25%引き上げ

しかし、不安定さを強める世界経済にとって、パウエルFRB議長の姿勢は、物足りずに、その後も、株価の下落は継続。

パウエル議長は、記者会見で、2019年経済の見通しについて、減速&リスクを予想。一方で、政治の圧力には、屈しないとも語っており、トランプ大統領からの利上げ停止圧力に対抗姿勢を取る様子。

そして、現時点で、金融政策は引き締めではない。FRBのバランスシート縮小は問題ではないと宣言。

株価下落に対して、FRBが何らかの行動を起こすことを期待した市場の予想は、裏切られました。

どうやら、またもFRBの行動は、実体経済を重視して、金融市場の動きを無視することになりそうです。

FRBの利上げ決定に対して、反応したのがトランプ大統領とムニューシン財務長官。パウエル議長の解任を考えているとの噂が飛び交い、市場がショックを受けたところに、ムニューシン財務長官が、6つの大手金融機関に流動性を確保できているか確認する電話を入れたとの記事が流れて、市場にリーマンショックを思い起こさせる悪手。

ムニューシン財務長官は、市場が安定しており、流動性の問題もないと話しているも、市場の受け取り方は逆。何かあるんじゃないのかと疑心暗鬼を呼び。ボヤに油を注ぐ事態になってしまいました。そして、ムニューシン財務長官解任の噂も。

株価を重視するトランプ大統領。せっかく、減税や財政出動で、株価を上げたのに、FRBが邪魔をすると考えているのではないでしょうか。今後、パウエル議長及びFRBの官僚組織とトランプ大統領の対決、激しくなると予想。

●NYダウの月足チャート:数値的には、リーマン・ショック以上の下落幅。

リーマンショック以来の下落

トランプ米大統領の意思で、中央銀行の独立性を損なうことに対する警戒感。政権から誰もいなくなる警戒感が醸成されています。今回の下落相場で、損失を出した金融機関・会社はどうなるのでしょうか?

下げ相場で怖いのは、下げ自体よりも、ポジションの巻き戻しや、レバレッジポジションで膨らんだ含み損。

流動性相場が終わることで、これまで過大なポジションを取っていた金融機関や企業が炙り出されることになります。それこそが、リーマン・ショックの再来となる要因。

  • リーマン・ショック時以上に膨らんだ債務
  • 中央銀行が抱える負債
  • レバレッジのポジション

を考えると、かなり危うい状況にあるといえるでしょう。

株価下落の本当の原因は、FRBの利上げというよりも、ここまで上昇を続けた株価・不動産価格のせいなんですけどね。そういう点では、バーナンキ・イエレンと続いた市場に優しい金融政策・量的緩和政策こそが、真犯人といえるでしょう。

この下落自体は、当サイトをはじめ、投資家たちは警告を発していました。

●NY金スポット:月足チャート

金価格は上昇

株価暴落の中で、1160ドルから1269ドルと約100ドルの上昇。2018年秋から初頭の勝ち組は、金投資でした。

 


ECBは、量的緩和を終了するも2019年の欧州経済に不安漂う。

マリオ・ドラギ総裁率いるECBは、2018年12月13日の理事会で、年内のQE(量的緩和)終了を予定どおりに決定。

とはいえ、2兆6000億ユーロ相当の債券を長期間、残しておく=債券の再投資を続けることで、緩和姿勢を続けることを明らかにしています。


逆イールドが現実化しつつある米国債は、金融市場の死神となるのか?

2018年12月3日の米債券市場で、3年債利回りが2.838%。5年債利回りが2.834%と長短金利差が逆転。10年債と2年債の利回りも縮小トレンド。これを見て、株価は乱高下し、金価格は上昇しました。

ついに、景気悪化の兆しであるイールド・カーブの逆転=逆イールドが現実化しつつあります。

長短金利差の逆転(逆イールド)は、市場の死神となるのか

長短金利(債券)の利回りが逆転する逆イールド現象は、景気悪化局面で起きやすく、市場では警戒シグナルと捉えられる。先行きの警戒感から株価は下落・金相場は上昇の動きを見せました。

●GMOクリック証券の日足チャート 2018年12月6日

NY金価格は、1200ドルをキープして、1250ドルに近づいています。一方、NYダウや日経平均は、乱高下を繰り返しており、サポート&レジスタンスをどちらにブレイクするのか注目を集めるところ。商品の中でも、景気に左右されやすい白金価格は冴えずに、800ドル近辺まで下落。

市場の警戒感を示す

過去のバブル崩壊局面においても、長短金利差の逆転=逆イールドが生じており、2018年早くから、長短金利差逆転は、リセッション入りの兆候として指摘。

そもそも金利低下局面における逆イールドは「景気後退の前兆」と言われている。ただ、因果関係としては、「長短金利差が逆転するから景気が後退する」訳ではなく、「景気に悪影響を及ぼすほど、中央銀行が金融引き締めを行う」から金利差が逆転する点には注意が必要だ。クイック:イールド・カーブ

本サイトでも、2018-19年は、景気の天井となる可能性があることを指摘。

ただ、最も大事な10年債と2年債の間に、少々の差があります。しかし、12月のFOMCで利上げが行われれば、短期金利が上昇し、さらに、長短金利差が縮まるのではないかとの恐れが、市場を覆っています。米金利は、引き上げられるだろうというのが、大方の予想。10年債金利が、将来の景気悪化を見越して下がっている中で、金利を上げれば、ヤバイのではということ。

●米国の10年・5年・2年債の月足チャート:GMOクリック証券

米国の金利差チャート

イールド・カーブのチャート

長短金利差の接近・・・気になりますね。何しろ、。リーマン・ショック時と同じ現象ですから。

セントルイス地区連銀総裁のジェームズ・ブラード氏は、イールド・カーブの逆転について、FRBは過去に間違えたと告白。

ブラード氏は「私が2000年と翌年にFRBにいた頃、イールドカーブは逆転していた。そんなことには目もくれなかったが、間違いだった。(当時FRB議長だったアラン・)グリーンスパン氏は誤っていた」と指摘。「2006年にベン・バーナンキ氏が(当時の議長として)行った初期の講演の一つは、イールドカーブに関するものだった。彼もそれを軽視していたが、間違いだった」と続けた。wsj:FRBを悩ませるイールド・カーブ

バーナンキ議長は、2006年に、問題を認識していたものの、軽視した結果、サブプライムローン危機から、リーマンショックを招くという悲劇。現在のFRBは、過去の過ちから学ぶことができているのでしょうか?

ちなみに、リーマンショック時の金価格は、信用不安で買われた後に売り・・・そのあとの金融緩和で上昇。

逆イールド化による景気後退理由

さて、それでは、逆イールドの問題点と、なぜ、そのような不思議な現象が起きるのかを見ておきましょう。

金利は、短期よりも長期が高くて当たり前。長期金利の方が、インフレその他のリスクを抱えるわけですからね。

では、なぜ、逆イールドが起きるのでしょうか。

これ・・・シンプルで、将来、金利が下がると予想されているということになります。今回のケースだと、2年後よりも5年後の金利が低いと市場は読んだということ。

ということは、目先、金利上昇局面にあっても、いずれ、FRBは利下げしているという予想が支配的になったということになりますね。今より利下げしている状況とは・・・何を示しているのか・・・景気後退や株価の下落です。

◆逆イールド=逆ザヤによる銀行融資の減少

こうして、逆イールドが起こると銀行は困ります。短期市場でお金を調達(借りて)、長期金利を貸すのが、メインのビジネス。金利差が大きい程、利ざやを稼げるのに、縮まるどころか逆転すれば、儲かりません。そうなると、銀行の融資は減りますから、これまた景気悪化の要因。

これから、金融市場はかなり荒れそうです。利上げストップや緩和再開となると金価格は、大幅に上昇する可能性があります。


2019年のFRBはどう動く。クラリダ副議長の発言で潮目が変化。

いよいよ世界経済のリスクが高まる中、2019年のFRB利上げ回数予想に注目が集まっています。クラリダFRB副議長は、利上げ減速を示唆する発言を行っており、景気サイクルの終わりが近づきつつあります。もし、金融危機&景気減速のダブルパンチに見舞われたならば、量的緩和の再開による金価格上昇の可能性が出てきます。


米景気サイクル終わりの始まり【世界同時株安で逃避マネー】がゴールドに殺到

新興国株安に続いて、米株下落が始まった世界の金融市場。逃避マネーは、米債券やゴールドに逃げ込んでいる様子。そのため、米10年債金利は、3.35%から3.15近辺まで低下。金価格は、1200ドルを超えてきました。


世界金融市場の天井は近い。2018~19年は、バブル崩壊のリスクを恐れよう

2018年の秋を迎えている今、世界の金融市場で、天井を付ける可能性が出ています。

いよいよ、長らく続いた平成の終りに、大天井は到来するのでしょうか。リスク資産のヘッジとして利用される金価格は、金利上昇局面にも落ちてきません。これは、何を意味するのでしょうか?


トルコリラ危機で、ついにNY金は1200ドルを割り込んで下落

トルコリラとエルドアン大統領が、危機に陥っている。そのため、トルコをはじめとした新興国から流出したマネーは、米国のドルへと流れ込み、金価格は下落トレンドを継続中。1200ドルを割り込んで、1175ドル前後で推移。

金相場は、米ドル高に押されて弱気モード。